今日から使える。アクビで見抜く共感性
あなたはアクビがうつりやすいですか?
家族、友人、恋人。あなたがアクビをするとうつるでしょうか?
大抵の人はアクビを見ると、つられてアクビをした事があるでしょう。アクビは伝染病、なんて言われたりもします。
しかし、一部の人は釣られてアクビをしたことはない、と考えたことでしょう。
アクビに釣られる人、釣られない人、この両者にはどんな違いがあるのでしょうか。
共感性が低い人は、アクビが伝染しにくい?
アメリカのベイラー大学で、135名の学生を対象にある研究が行われました。
まず始めにサイコパスの診断テストを行います。平均的な学生は50%に落ち着き、一部にスコアの低い学生やスコアが90%と極端に高い学生もいました。
サイコパスの診断テスト後、アクビ、笑い、中立の3種類の表情が映る映像を10秒間見てもらいます。
その結果、サイコパスの診断テストで、スコアが低かった学生は、高い学生に比較して、2倍もの割合でアクビをしていたのだ。
以上の研究により、サイコパス傾向の強い人はアクビが伝染しにくい。さらに、サイコパスの特徴「共感性が低い」によるものではないかとされている。
※サイコパス傾向の強い人でアクビをする人もいる。サイコパス=アクビが伝染しない、というわけではない。
親しい人ほど、アクビが伝染する?
イタリアのピサ大学で行われた研究では、日常生活の中でアクビが伝染する場面を1年間観察しました。480人のデータから、アクビが伝染しやすいのは、家族、友人、知人、他人の順番でした。
アクビの伝染率は、他人約10%に対し、友人が約30%、家族は約50%にもなります。
この研究により、親しい人であるほどアクビが伝染すると考えられます。
最後に
上記の2つの研究から、自身のアクビが友人に伝染しなかった場合、「相手の共感性が低い。一方的な友人。」の可能性があるということですね。※あくまで可能性です。
また逆に、意中の相手にアクビが伝染したら、「他者と感情を共有できる良い人だ。ひょっとしたら私の事好きなんじゃね?」と思い上がるのもアリかもしれません。※自己責任でお願いします。